[漫画]いちご100%: 2006_03_24-231232 HK


いちごひゃくぱーせんと / Ichigo 100%
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[推薦数:3] 2006/03/24 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:1(50%) 悪い:1(50%)] / プロバイダ: 9583 ホスト:9785 ブラウザ: 3875
はっきり言って最悪です。
特に中盤はぐだぐだしていて読んでいて疲れます。
このままだらだら連載していくつもりだったところを編集者から打ち切り宣告されて慌ててラストを考え出した結果がこれ…という風にしか見えません。消化不良も打ち切りに焦り、無理にこじつけて纏めたせいだと思います。
そのキャラクターを作ったなら最後まできちんと描ききるのが漫画家としての務めなのではないでしょうか。
天地・大草・こずえなどのサブキャラクターだけでなく、4大ヒロインである南戸唯すら最終話に登場しなかったあたり作者の打ち切りへの必死さが伝わってきます。
きちんと纏められないのならはじめからそんなにたくさんキャラクターを出さなければ良かったのではないでしょうか?最終巻の巻末に「週間漫画だから・・・」と言い訳していますが、週間漫画で名作化している作品はいくらでもあります。週間漫画だから最初のテーマと話が違ってしまうのは当然。と開き直るのはどうかと…。

また、キャラクターにしてもそうです。
特に北大路さつきが一度脱落した真中争奪にまた戻ってきたにも関わらずその数話後にはあっさりフラれ、
その後なんのフォローも無いこと。作者の考えの浅さというか、考えなしな様子がよく表れていると思います。恐らく大胆なさつきが戻ったら、また以前のお色気ラブコメ展開が描けるとでも考えたのでしょう。でもその後すぐ打ち切りがかかり、東西をメインに描かなくてはいけなくなり、余計なヒロインは順番に落としていくしかなかった・・・と。そんな風にしか見えません。そうでなければ、あまりにさつきに対する扱いが酷すぎます。
前半は東西南北、どれも平等に描いていたと思います。話もとても面白く、先が楽しみになる作品でした。
でも中盤になって何を思ったのか急に作者が西野ばかりを描く様になってからはもう読んでいても面白くなくなったし、作者のあまりの西野贔屓な展開続きで、好きなキャラだったにも関わらず、だんだん西野のキャラ自体にも大して魅力を感じなくなりまし、寧ろ西野の言動・行動がだんだん勘に触るようにさえなってしまいました。作者の西野贔屓が激しすぎて、可愛いとか萌えとか以前に「はいはいまたか」という気持ちしか起こらないのです。
いちご100%は映画制作が本編で、その合間に「~メイン」の話があると自分は思っていたのですが、中盤になり作者が2話に1話の割合で西野メインを描くようになり、いつの間にか「西野メインの話が本編」でそれに他のヒロイン達や主人公が巻き込まれていくのが主流になり、映画制作は普段出番がない人たちにスポットを当てるだけのおまけシナリオ同然になってしまったように感じます。週間漫画を描いている漫画家によくある「気分でその週の漫画を決める」がこの作者には顕著に現れていましたね…;;あとこれは女性作家に多いのですが、「自分と同じ、または自分と相性の良い星座・血液型etc・・のキャラクターを贔屓し、それらを可愛いらしく描く事で自分も可愛いらしくなれたような気持ちになる」ことです。実際作者と同じ星座である西野は中盤から後半にかけて人が変わったように性格が変わってしまい、何でも受け入れるただの良い子になってしまいましたし、作者が「お気に入りです」と言っているさつきと唯も作者と同じO型です。そのキャラクターに自己投影するのでしょうか。自分にはよくわかりませんが、とにかく終盤の西野や東城の性格にはどことなく個性がなく、あれは彼女等ではなく作者が入っていたのではないかと思います。

そして最後に東西ヒロインの扱いです。
西野は前半はさばさばした性格で、東城の事で頭がいっぱいの真中を振り向かせようとあれこれ行動する積極的な女の子でしたが、後半は四六時中胸をきゅんきゅんさせてるような色恋沙汰や性的なのことしか頭に無い完全な乙女キャラになってしまいました。それに以前のような積極性は後半では殆ど見られず、どちらかといえば西野は選択肢だけ投げかけてあとは待ってる。最終的な決断は全部相手任せな受け身でいい加減なキャラになってしまいました。更にさばさばしていた前半の性格からは考えられないほど愚痴や他ヒロインへの悪口・嫉妬発言が多くなり、かなり女臭いキャラになったと思います。この子の性格が急に変わった事には賛否両論の意見がありますが、自分は後半の西野はどちらかといえば好きではないです。何だか根暗になったような気がします。さつきに負けず劣らずの強気な頃の方が大分かわいらしかったですね。逆に東城は最初から消極的で、真中に出会った事で知らない世界に触れ、色んな知り合いが出来て、だんだん積極的になっていくのかと思ったら、話が進むにつれてどんどんどんどん内気になり、展開にも置いてけぼりで、所謂「忘れた頃に出てくるキャラ」になってしまいました。これも恐らく作者の西野贔屓によって急激に出番を減らされた事からきているのでしょう。カラーイラストなどでもでかでかと真ん中に描かれた西野の隅のほうで他のヒロインと小さくうつっているといったことが多くなりました。きっとはじめていちごを読んだ人なら誰もが西野がメインヒロインだと錯覚しかねないでしょう。作者は最終巻で真中・東城・西野はそれぞれ成長していったと描いていますが、はっきりいって年を重ねるごとに性格は悪くなっていったとしか思えません。西野は他のヒロインの悪口を言うような子ではなかったし、東城も内気だけどやる時はやる芯の強い子で、終始うじうじして最後に後悔して終わるようなキャラではなかったはずです。ラスト付近の話も、結局真中の優柔不断は殆ど改善は見られず、最終的にメイン2人が自分を飛び越え成長する姿に後押しさせて・・・といった形で、自分から動いた事は一切ありません。随分前の話ですが、西野が「淳平くんがプライド高い?・・・まさかね」と言いましたが、ずばり言い当てていると自分は思います。真中は優柔不断のくせにプライドは人一倍高く、だから自分は動かないけど自分の言う事は否定されたく無い。自分は優柔不断だからはっきり意見できないけど、自分が納得する意見以外は問答無用で切り捨てる。自分の気持ちいいことしかしたく無い。そういう人間だったと思います。それについてきてくれたのが、そこまで自己犠牲精神が強かったのがたまたま東城と西野だっただけ。真中淳平は優柔不断というか傲慢な人間だな、と自分は常々思います。
これまで何でも受け入れてくれる東城や西野たちの元で甘やかされてぬくぬくと生きてきたから、それぞれが自立し、旅立っていくという現実の壁にぶつかった時、彼は驚くほど弱かったのでしょうね。外村が真中の意見に反対した時、真中が急に拗ねて逆ギレした事や、門倉?さんに自分の作品を酷評された時なんかいかにも・・という感じです。
いずれにしても真中は作者的にはこれでよかったのかどうかは別として人間的な面での成長は殆ど見られないと自分は思います。そしてラストの纏め方にしても、「はじめは東城とくっつけようと考えて漫画描いてた」と作者は言っていましたが、やはり週間漫画家にありがちな「気分」が出だしたのでしょうね。そしてその気分のままに西野ばかり描き続け、ついにストーリーを大きく描き変えなくてはならない、取り返しの付かないところまで描いてしまった。どうしよう、と。再び付き合いだした西野との関係に真中が「何か足りない」ような発言を何度も漏らしたのにも作者の「どうしよう」という情けない焦りが伝わってくるようでした。当初のヒロインの東城をないものにもできないし、かといって自分が大好きな西野もメインにしたい。結果、「いちごはWヒロインものでした」なんていう何ともお粗末なことに。終わってしまった今、どうこういってもどうしようもないのですが、やはり「もう少し各キャラのバランスを考えて話を考えなかったのかな」と思ってしまいます。
それくらい後半のいちごの8割以上が西野しかいません。西野好きにはたまらない事でしょうが、いちご100%というひとつの作品としての魅力に惹かれ、ずっと読んできた自分にとってはひとつのキャラばかりが愛され、他のキャラが完全に蔑ろにされ、物語的にも蚊帳の外、というのは見ていて退屈な気持ちになります。
この作者は長期連載はしないほうがいいと自分は思います。
前作のりりむはすぐに終わってしまったから実に綺麗に話を纏める事ができたし、次回作も期待できたでしょうが、
今回の作品は長く続けば続くほど作品を劣化させるものであったと自分は思っています。

今まで溜まっていたものを全て書いてしまったので物凄い量になってしまいました。
すみません。一人でも自分の意見に共感・賛同してくれる方がいて下さったら幸いです。


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