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ルー=ガルー(アニメ)画像

[アニメ]ルー=ガルー: 評価(感想/レビュー)


るー がるー / Loups=Garous
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アニメ総合点 =平均点x評価数3,716位4,656作品中総合点-1 / 偏差値47.08
2010年アニメ総合点120位175作品中
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[スタッフ]
原作:京極夏彦
監督:藤咲淳一
脚本:後藤みどりハラダサヤカ
日本 公開開始日:2010/08/28(土) 映画
公式サイト
1. lg-anime.com
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最終変更日:2010/06/18 / 最終変更者:管理人さん / 提案者:管理人さん (更新履歴)
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2013/02/16 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:59(45%) 普通:20(15%) 悪い:51(39%)] / プロバイダ: 10987 ホスト:11095 ブラウザ: 7856
良い点
キャラクター絵に癖があり、こういうのが好きなひとにとってはいいかもしれない。

【悪い点】
止め絵で見るとあまり感じないが、アニメで見ると登場人物が死んで見える。とにかく絵が生きていない。ていうか変。
京極作品の魍魎の匣も個人的に面白くなかったが、これもそう。いろいろな設定が過剰の説明セリフで出てくるのにしらけるし、その設定が中二病的というか、中高生がおもいつきそうなもので「人と人とのコミュケーションが希薄になった近未来とか」、新鮮さやオリジナリティーがない。キャラクターもどっかでみたような型にはまってる。最初に殺人事件が起こってその解明がストーリーの軸になっていくというのももう何億回とやられた型で、見ていてつらい。

【総合評価】
とても悪い

2010/09/07 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:32(26%) 普通:20(16%) 悪い:70(57%)] / プロバイダ: 15782 ホスト:15757 ブラウザ: 10445
ほぼ予備知識なしで観賞したアニメ映画でしたが(広告を読んだだけ)、なかなか面白い作品でした。

安全と安心が保障された監視社会、子ども達は「モニタ越しの関係」が主流となり直接他人と交流することが希薄になっているという作品世界は、必ずしも絵空事ではすまない要素を含んでおり、秀逸な設定だと思います。そんな世界で性格も生い立ちも考え方も異なる4人の少女達が、失踪したクラスメイトの捜索をきっかけに、安全なはずの世界で発生した少女連続殺人事件の謎を追い、その陰に潜む巨大な敵との戦いに巻き込まれていきます。その過程で少女達が友情や絆を深め、様々な経験を通して成長し、モニタを捨てて過酷な現実に立ち向かっていく姿がよく描けていました。

メインヒロインである牧野葉月はコミュニケーション障碍という設定であり、他人と直接話したり触れ合ったりするのが苦手で、リアルコンタクトよりもモニタに依存する交流を好むというこの近未来社会の申し子のような存在です。彼女は敵であるSVCとの戦闘においてはほとんど直接的な貢献はありませんでした。この点については少々もどかしい印象もありますが、葉月はあくまで普通の14歳の女の子であり、セーラームーンでもプリキュアでもないのですから、当然といえば当然です(もっとも、一度くらいは大胆な活躍をさせても良かったと思う)。それに他の三人がそれぞれある意味異能の存在であることを考えると(神埜歩未と麗猫には高度の戦闘能力があり、都築美緒はコンピューターの天才である)、葉月まで特殊な能力を持っていたら物語のリアリティがなくなってしまったでしょう。

葉月は歩未、美緒、麗猫、矢部裕子らとの友情や、彼女が巻き込まれた悲惨な事件を通して成長し、いわば社会によって生かされているだけの存在から、自分で生きている存在へと生まれ変わっていきました。ここに本作品における葉月の存在意義があったと思います。また、彼女は直接戦闘には貢献できなくても、みんなを結びつけるという重要な役割を果たしていました。特に歩未の抱える闇を知っても(普通なら忌避してしまいかねない)、葉月は歩未の「手を握り」続けた。その姿は強い印象を残しました。

さて、もう一人のメインヒロインと言ってよい神埜歩未は、かつて暴漢に襲われた経験があり、心に重いトラウマを抱えた少女でした。彼女はそれがきっかけで「敵」とみなした者を平然と殺せるようになってしまい、そのことを自覚しているため他人との関わりを避けるようになっていました。自分を「ルー=ガルー」(「人の皮を被った獣」)だと言い、次々と「敵」とみなした者(敵の総帥だった鈴木敬太郎を始め全てひどい連中だったが)を殺した彼女は、最後は葉月達のもとを離れることになります。その点は切ないですが、歩未も信じられる仲間、かけがえのない友を得た以上、きっと完全に「獣」から「人」に戻り、葉月達と再会する日がやってくるという希望を抱ける結末でした。

問題点としては、まず冒頭で裕子を襲った川端と中村のアニメオタク二人組と(彼らのような危ないアニメオタクは現実にもいそうでこわい)、人を食うために連続殺人を起こしていたSVCとの関係がどうもはっきりしなかったこと。関係があるならあるないならないと明確にすべきだったと思います。

もうひとつは事件後の後日談が少々簡略すぎること。あの後、不破静江を加えた5人の間でどんな話し合いがあったのかは不明のままですし、麗猫に出されていた逮捕状がどうなったかも示してほしかった(殺人事件が迷宮入りになった以上、取り下げられたのだろうが)。さらに、葉月達があれだけすごいこと(大企業SVCの本部を壊滅させ、この街の実質的権力者とも言える男を抹殺した)ををやらかした割には、あっさりと日常に戻れている印象があります。確かに食糧問題を解決した世界的偉人が実は最悪の人肉食嗜好者だったという事実が広まればパニックになるでしょうし、彼の曾孫ということになっていた石田理一郎も嫌われていそうな人物だったので、大人たちが穏便に事を収めてしまったことは想像できますが(葉月の養父はかなりの有力者だったはずですし)、もう少し詳細な説明があった方が良かったです。

上記したような問題点もありましたが、設定も世界観も一級と言ってよいですし、ストーリーも良くできていました。結末も少し切ないですが、後味は悪くなく終わっています。全体として十分良作といってよい映画です。物語の背景にある監視社会の問題に関しては直接的な解決法は示されないままでしたが、限られた時間内にこの問題の解決まで盛り込んだならば、あまりにも話が大きくなりすぎてしまうので、これはやむをえないと思います。この点は葉月達の未来に託されたと解してよいでしょう(彼女達はもはや単に監視されるだけの存在ではなくなっていますから)。

なお、個人的な心情としては矢部裕子がかわいそうでした。一度危険から助けられた者が結局殺されるという展開は、観る方をとても悲しくさせます。彼女については何とか生き延びさせてあげてもよかったのではないかという思いがあります。

それから、キャラクターの瞳に生気が乏しい印象があったのは気になりました。登場人物が管理社会で「生かされている」ことを示す演出だったのかもしれませんが、そうであれば葉月達が現実に立ち向かう決意を固めた後には(「生かされている」→「生きている」になった後には)、彼女達の瞳にハイライトを施した方がよかった。そうすれば目がキラキラしますから、彼女達が「変わった」ことが明確に描けたと思います。

【補論】
本作品は原作の設定をかなり大幅に変更または割愛して制作されています(原作は葉月たち中心の「子どもパート」と静江たちがメインとなる「大人パート」の二種類の物語が並行的に進行する。登場人物の数も多い。)。私も原作を読んだ時「ずいぶんと違う」と感じましたし、原作のファンの中にはこのことが原因で本作品に反感を覚える人もいると思います。しかしながら、アニメと原作は別物であり、相違点があること自体は悪いことではありません(なお、原作者の京極夏彦氏も「原作と違っていてもかまわない」と述べていた。本作品のパンフレット参照)。それに原作の盛り沢山の設定やストーリーをそのまま約100分の時間枠で描こうとしたら、おそらく途轍もなく散漫な内容になってしまったでしょう。その危険を回避するために、静江たち大人のキャラクターがメインとなって動く部分を縮小し、葉月たち子ども達の物語を中心にして映画を制作したことは妥当な判断だったと考えます(なお、大人の登場人物は「問題解決」という観点から見れば、原作においても積極的に役立ってはいなかった)。また、一部のキャラクターの割愛もやむをえなかったと思いますが(確かに作倉雛子など割愛するには惜しいキャラクターもいたが)。唯一、原作では善人だった橡兜次の性格を悪人に変更してしまったことだけは疑問があります。この性格の変更は原作に登場する悪役、高杉章治という刑事と設定を統合されてしまったためなのですが、もう一人ぐらいキャラクターを登場させるくらいの余地はあったと思うので、普通に高杉を登場させればよかったのではないか。

さて、『ルー=ガルー』という作品には原作、本作品(アニメ映画版)以外に漫画版がありますが、漫画版の内容は原作や本作品とはまたかなり異なったものになっていました(ちなみに漫画版の結末は本作品や原作と比較してもっとも「ハッピーエンド度」が高いものになっている。葉月達は歩未の全てを受け止めただけでなく、皆の前から去ろうとした彼女を追いかけて連れ戻した。)。個人的にはそれぞれの作品の違いを楽しむことができました。同じ素材が異なる媒体で描かれる場合、単に原作をトレースするだけではなく、オリジナルな要素があるからこそ面白いのではないかとも思います(もちろん、それぞれが独立完結していることが大前提)。

なお、原作小説には続編『ルー=ガルー2』が書かれています。この小説を本作品の続編としてアニメ映画化するとすれば、またまた大幅な設定の変更が必要になるでしょう(例えば、本作品では登場しなかったキャラクター(来生律子と作倉雛子)がメインとなって動く部分が多いので彼女達を物語に組み込まなければならないし、本作品では悪役として排除した橡刑事の代わりも必要になる。)。

【2013年3月12日一部加筆修正。補論を追加】

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記事日時:2004/11/18

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